介護方針

 

18年前の創業により、経営者が小規模でやりがいのある介護がしたいと願って、この介護方針を職員に訴えて活動してきました。それは、高齢者を主体とした考え方、「介護とは何か」「自分たちが何故、介護をしたいのか」「職員自身が最もやりがいを感じれるのは何か」を突き詰めて考えると、高齢者の喜びや笑顔が職員の一番の「やりがい」を感じれる瞬間です。そのことを一番大事に運営し、今日もぶれることなく変わりません。初心忘れるべからずで今も朝礼で職員と唱和し、肝に銘じております。

要介護状態になったご利用者が、生きる意欲もしぼみかける中で、きらくの郷の生活は割と自由で楽しい生活ができる、きらくの郷で生活して良かったと思っていただけるような介護をしようと活動しています。高齢者の生きようとする免疫力を高め、もっと楽しませようと職員のやりがいやモチベーションも上がり、ひいては職員の免疫力も上がっていくという相乗効果を図っています。

感謝・感動・感激な仕事に、さらに「尊敬」される憧れの職業にしたい

介護という仕事は、たくさんある職種の中でも人間関係を築きながら信頼関係を深めていく仕事、対応力を磨ける、
創造的・クリエイティブな仕事です。

対象としている高齢者は、脳梗塞による四肢麻痺や障がい、脳血管性認知症、アルツハイマー病、老年性うつ病、癌などの特定疾患や術後の体力低下で要介護認定を受けられた人たちです。
しかし、要介護認定を受けたと申しましても、決して特別な存在ではありません。きらくの郷では、残っている能力の維持やリハビリになると捉え、職員と一緒に家事仕事のお手伝いをお願いしています。
その際、職員は高齢者のできた事を大いに褒め、感謝することで、高齢者は喜びを得て、生活に意欲を持ち、イキイキと暮らすことができるようになります。